-コラム-
2022年各地のマラソン大会で優勝をかっさらっている女子ランナーの方をご存じですか?「合田なぎさ」さんという方です。
マラソンオタクの方でも、おそらく名前を聞いたことがないのではないでしょうか。それは、当然です。彼女は、陸上経験のない選手で社会人になって陸上・マラソンライフを楽しむ市民ランナーなんですから。
そこで、今回は彼女の競技遍歴や大会結果、PBなどをまとめてみました。競技歴が短くこれからぐんぐん成長が期待されています。こちらの記事で彼女の魅力が伝わると嬉しいです。
Contents
本名 | 合田(ごうだ)なぎさ |
出身 | 愛媛県 |
部活動 | バスケ・テニス |
趣味 | 運動 |
マラソンPB | 2時間42分57秒 |
本名は『合田なぎさ』さんです。名前の通り、さわやかに走り抜ける姿が印象的な選手ですね。
当記事を作成している私は、ガツガツと走る方なので憧れる走り方です(笑)。Twitter上では、「nagisan」というアカウントで日々の練習をツイートされています。
出身は愛媛県出身で、学生時代の部活動は、中学ではバスケ、高校ではテニス部に所属されていたそうです。趣味が運動するということで、社会人になってからもテニスサークルやゴルフ教室に通ったりと多方面にスポーツを楽しまれています。
今のところ陸上・マラソンという言葉がいっさい出てきてないですよね。そうなんです、彼女のすごさはマラソンというものに出会ったのは、社会人になってからということなんです。
運動好きということもあり、学生のころから走る(特に長距離)ことへの嫌悪感はなかったようです。だけど、数年でここまでの実績が出せるとは、、、驚愕ですね。
合田さんの中では、運動は好きだけど「ランニング」はスポーツとは違うなってことで、トライしてこなかったそうなんです。では、どこで「ランニング」と出会ったのでしょうか。
それは、「引っ越し」がキッカケとなったそうです。引っ越しが原因で、これまで通っていたテニススクールに通えなくなり、ふと自宅付近のジムに通い始めたそうです。そのジム内での「リレーマラソン」企画でランニングに少しはまってきたそうです。
リレーマラソンをきっかけにランニングに出会ったが、一種のイベントとしての立ち位置でしかなかったそうです。そんな、ファンラン状態で挑んだ初マラソンが2016年の「水戸黄門漫遊マラソン」でした。
結果は、、、、3時間48分!初マラソンでサブ4達成とは、あっぱれですね。それも、ファンランですからね。
ジムでの有酸素運動程度でサブ4は驚異的な記録ですが、まだトレーニンという感覚ではないですよね。ジムでのトレッドミルで行う有酸素運動ですからね。
そんな彼女を、ランニングへの道に連れ出したのが、『ガーミン』によるデータ収集だったようです。ガーミン(GPSウォッチ)を使ってランニングログのデータを集めることが楽しくて各地のランニングコースを走破してきたそうです。
当時ハマっていたのが、都内の地下鉄メトロやJR沿線を走ることにハマっていたようですね。現在では、都内沿線はほとんど走破しているようですね。
こちらの記事でも記載していますが、やはりランニングしたコースをコレクトするのは、ランニングの楽しみの一つになっていますね!まだ、ランニングになかなかハマれないって方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!
普通のマラソン練習で飽きてしまった方や、もっとランニングを楽しみたい方におすすめの『街ラン』の魅力や効果、必要なアイテムなどをまとめています!
流石に、このトレーニングだけでは、2時間42分台という驚異的なタイムは出せそうにないですよね。記録を狙うくらいまでに、彼女を魅了したモノはなんだったんでしょうか。
それは、地元愛媛で開催された『愛媛マラソン2016』だったそうです。地元のマラソンということもあり、各エイドステーションでは、彼女にとって馴染み深い地元のお菓子メーカーからの提供があったそうです。
当時彼女は、エイドでの補給食を全部食べながら完走を目指すということを目標に走ったそうです。結果、全エイドを制覇してタイムは、3時間18分!エンジョイマラソでこのタイムは驚異的ですね!
エンジョイランでこのタイムで走れた彼女は、「もっと頑張れば、sub3できるじゃん!」と思ったのがきっかけで、ガチでトレーニングにハマっていったそうです。実際に話していても気づくのですが、地元企業のお菓子を食べたいなど彼女の人柄の良さが感じるエピソードですよね。
合田選手の競技遍歴をまとめてみました。
2016年/水戸黄門漫遊マラソン | 3時間48分 |
2018年/愛媛マラソン | 3時間18分 |
2020年/延岡マラソン | 3時間04分 |
2022年1月/大阪国際女子マラソン | 2時間44分45秒 |
2022年10月/いわて盛岡シティマラソン | 2時間42分57秒 |
こやって見るとここ数年での成長が著しいですよね。2018年の愛媛マラソンから、タイムを狙うガチランナーになってサブ3(フルマラソン3時間切り)を狙って走り出したそうですが、目標を達成できたのは、4年後です。
もちろんコロナ禍で大会が少なくなっていたことも要因に挙げられますが、2022年にはスピードをつけて更に自己ベストを更新しています。ここ数年で練習環境の変化もあったそうです。それは、陸上競技場を使った練習仲間とのスピード練習です。
彼女が主に利用している練習会はこちらです。
・ながそえ練
・まるお製作所RCメタボの会
・ますを練
多くの練習会に参加して、自分に必要な能力を自信で見極め、各練習会を使い分けて利用されています。練習会に参加するまでは、ロードで淡々と走るだけでしたが練習会に参加することで周りのランナーと切磋琢磨できる環境に入れたのが強くなるきっかけなのではないでしょうか。
練習会参加の良さは、「高負荷な練習ができる」だけでなく、「練習を楽しめる」というところも魅力の一つだと語られています。確かに、マラソン練習を楽しむというのは、強くなるための秘訣かもしれませんね。
そんなトラックでの練習を積み、2022年にはトラックレースにも多く参加されており更なるスピード強化も実施されています。
合田選手の自己ベストをまとめてみました。
1500m | 4分54秒 |
3000m | 9分50秒 |
5000m | 17分08秒 |
ハーフマラソン | 1時間19分04秒 |
フルマラソン | 2時間42分57秒 |
100kmマラソン | 10時間40分28秒 |
実業団顔まけの素晴らしい記録たち。びっくりなのは、100kmマラソンにも挑戦されていることですね。彼女曰く、ほぼ歩きながらの完走ということですが、10時間も体を動かし続けられるということ自体凄いことですからね。
競技幅が幅広いですね。本当にスポーツ・ランニングがお好きなんですね。
シューズ | ヴェイパーフライ |
ボトムス | 2XUハーフタイツ |
トップス | UGR クレイジー柄ランニングシャツ |
盛岡シティマラソン2022にて、優勝された時に使用されているアイテムです。シューズ、ボトムスともにガチガチのアイテムを利用されています。
そんな中、トップスを私どもが制作している「UGR」を着用いただいています。自己ベスト更新をしている時には、このトップスを着用していることが多く、縁起が良く感じているそうです。
そんな勝負服の一つにカウントしていただいてるなんて、嬉しい限りです。こちらのウェアは人気のアイテムで、現在完売しています。人気のアイテムでしたので、このアイテムからインスピレーションを受けた新アイテムとかも考えていきたいなと考えています。
今回は、各地のマラソン大会で名を馳せている市民ランナー『合田なぎさ』さんについて紹介してきました。陸上経験がなく社会人から始めたマラソンで、急成長を見せている合田選手。
これかの記録の伸びを応援していきましょう!合田選手はTwitterやInstagramなどのSNSも利用されています。是非、フォローして活動を応援していきましょう。
こちらの記事は、MたかしさんのMラジからの情報と実際にお会いした時の話を元に作成しています。
Mラジでは、初マラソンPB更新時の心境などより詳しく語っていますので、ぜひそちらもご視聴してみてください!