UndergRound

UGR by UndergRround

ランニングをデザインする

記事詳細

-コラム-

街ランで楽しく脚作り!距離やペース、服装はどうする?

都会を走る写真

 

最近流行ってますよね〜、街ラン。お洒落なウェアを着て、楽しく街を疾走する写真をSNSでよく見かけます。

ランニングといえば公園や河川敷で走る地味なスポーツのイメージがありますが、最近ではそんなことはないんですよ!お洒落なウェアを着て、街並みを楽しみながら走る。ゴール後に打ち上げを楽しみにしても良いかもしれませんね。

そんな魅力あふれる街ランのメリットややり方、注意点まで細く紹介していこうと思います。街ラン初心者の方には必見の内容となっていますので、街ランに興味のある方はぜひ最後までご覧になってみてください。

 

このブログ監修

山田祐生
【プロフィール】
・高校時代陸上部(目立つ成績はありません泣)からブランク10年
・フルマラソン:未経験➡︎2時間17分台
・5000m:14分28秒、10000m29分52秒
全ての記録をセルフコーチング。

 

SNSで話題!街ランとは?

街ランとは『街をランニング』することです。読んで字のごとくですが、街を走るランニング方法ですね。街の景色を楽しみながら走れます。マラソン大会で訪れた地の名所をめぐるのもいいですね。

数年前から流行っている『皇居ラン』も街ランのひとつと言えるでしょう。また、目的地までの交通手段の代わりにランニングで行くというのも街ランです。帰宅ランや通勤ランも街ランの1つですね!

街ランの魅力やメリット

街ランに興味はあるけどいまいちメリットがわからないし、走ってる姿見られるのは少し恥ずかしくて、結局いつもの河川敷走っちゃうって方も多いですよね。また、練習強度的にも効果があるのか不安だという方も多いのではないでしょうか。そんな街ランへの1歩が踏み出せない方に向けて街ランの魅力やメリットを練習強度の面からもご紹介します。

【魅力①】単純に楽しい

街ランの魅力はなんと言っても、街並みや風景を楽しめる点でしょう。旅行や出張、遠征先で観光をかねて走ってみましょう。観光名所を走ってめぐるというのも楽しいですよね。私もマラソン大会で遠征したときには、各地の街並みを楽しみながらランニングしていますよ。

【魅力②】交通費が浮く

目的地まで走っていったり、走って帰宅することにより、本来かかるはずの交通費がうきますよね。ランニングの練習にもなるため、移動と練習をかねそなえて一石二鳥ですね!また、旅先での街ランで交通費をうかせたぶん、ご当地グルメを買い食いしながら走るというのも良いのではないでしょうか?

【魅力③】マラソン大会前日の練習にもってこい

こんな気軽にできるランニング練習。果たして練習になるのかと疑問に思う方も多いのではないでしょうか。結論は、負荷強度は低いがリフレッシュにはもってこいな練習です。

マラソン大会の前日など、緊張してしまっている場合には特にもってこいですね!レース前だと緊張のあまり「もっとペースを上げてジョギングした方が良いのでは?」とついついペースを上げがちです。

レース前日はとにかく疲労を抜かないといけない日なのでペースを無理に上げることは厳禁です。そんなときに街ランを取り入れてみてはいかがでしょうか?街ランであれば信号などでペースが上がりづらいです。

また、街並みを楽しめてリフレッシュにもなりますよね。マラソン大会前の最後の調整練習で街ランを取り入れるのは最高の練習と言えるでしょう。

【魅力④】LSDのようなトレーニングになる

LSD(Long Slow Distance)で一番重要なことは、長い時間身体を動かし続けることです。マラソンsub3を目指す方なら3時間走は必須とも言えるでしょう。LSDではペースは限りなくゆっくりでもOKなんです。大事なことは3時間身体を動かし続けることですね。さすがに3時間も河川敷を走り続けるのでは飽きてしまいますよね。

そんな時には、LSDを街ランで取り入れてみると良いかもしれません。私も旅行先の街ランで山を越えて次の街まで走ったことがあります。次の街まで到達するという達成感を味わえるため、LSDのような長時間走も楽しく走りきれました。

街ランに必要な道具

いざ街ランを始めようと思ったけど、なにを持っていけば良いの?って迷う方も多いと思います。そこで街ランに持っていくべきアイテムと、あると便利なアイテムの2種類に分けてご紹介したいと思います。

必須アイテム

街ランに持っていくべき必須級のアイテムはこちらです。

・スマホ
・GPSウォッチ
・バックバック
・汗拭きシート

街ランの醍醐味でもある観光ですが、せっかく行くなら写真撮ったりして思い出を残しましょう。また、GPSウォッチがあればそこを走ったというログが残せます。写真も良いですがランナーならそこを走ったという記録の方が思い出になりますよね。GPSウォッチでログも残しておくと観光の思い出にもなります

バックパックはランニング用の物を選ぶと良いでしょう。ベストタイプの小さい物から、大容量のものまで幅広く販売されています。用途に合わせて選びましょう。観光を楽しむ場合は汗拭きシートは必須です。街中を走るので汗臭対策はしっかりしてカッコよく走り抜けましょう。

あると便利アイテム

なくても良いですが、あると便利なアイテムを厳選してみました。

・着替え
・ヘッドライト

街ランのゴールを銭湯に設定する場合は、着替えは持っていきましょう。街ランで汗を流して銭湯ですっきりした後に、ビールを飲む。最高ですね!

夜間の街ランを楽しむときには、ヘッドライトのうような足元を照らすライトを持っていきましょう。街なかには足もとに多くの障害物があり、夜間ではかなり危険です。つまづいて怪我をする恐れがありますので、足元を照らすためにもライトは持っていきましょう。

街ランの格好:コーディネート例

街ランに行くさいには、格好にも気をつけましょう。タンクトップにハーフタイツのようなガチガチのレースウェアで街ランをしていたら浮きますからね。上はノースリーブか半袖のTシャツ、下は短パン等が望ましいでしょう。レースウェアとはまた違うランニングファッションを楽しめますね!一部コーディネート例を掲載しますので参考にしてみてください。

 

コーディネート【女性】

コーデ1
コーデ2
コーデ3

 

コーディネート【男性】

コーデ4
コーデ5
コーデ6

街ランでの注意点

魅力あふれる街ランですが、注意点もあります。それは、走る場所の問題です。道路交通法上、ランナーは『歩行者』扱いとなるため走る場所は歩道となります。歩道と車道の区別がないような道路では、右側通行となります。

街なかでは、ランナー以外にも歩行者、自転車、車とさまざまな利用者がいます。判断が難しいケースもありますが安全には十分に気を配りましょう。そのためにもペースはゆっくりと走るのがよいでしょう。

また、集団で走る場合は、ふくらまず他の利用者の邪魔にならないように気をつけましょう。夜間の街ランでは、安全のためにも反射板のついたウェアを着用するようにしましょう。

おすすめのコース設定

街ランのおすすめのコース選定方法をご紹介します。街ランのコースを探すさいの参考にしてみてください。

銭湯ゴールの片道コース

銭湯をゴールに設定して片道のコースを探してみましょう。ゴールが銭湯なので、着替え類を持参すると良いと思います。走って銭湯入って、ビールを飲む!最高な街ランになるのではないでしょうか?

マラソン大会前日の会場下見コース

マラソン大会前日の練習にはこちらのコース選定方法がおすすめです。ホテルを発着地点にしてマラソンの会場まで行って帰ってくるというコースです。

宿泊するホテルによって会場まで行ける距離感であれば、会場の雰囲気をみてモチベーションを上げることもできます。私もマラソン前日の練習ではよく取り入れていますよ!

帰宅ランコース

これは毎日でも取り入れて欲しいコース選定方法です。会社の帰り道をランニングして帰るというものです。ランニングの習慣化にももってこいですし、交通費の節約にもなりますからね!ういた交通費でちょっとリッチなビールを買って帰るとうのも良いですね!ビールを目標に走って帰りましょう。

楽しく脚作りしていきましょう!

以上、街ランの魅力やメリットを説明したうえで、やり方までご紹介してきました。この記事を読んだあなたは、街ランをやりたくてうずうずしているのではないでしょうか?ぜひマラソン練習の一環で街ランを取り入れてみてください。